工作機械に対するNAGASEの考え方は”物事の原理原則に忠実に”が基本にある。nm(ナノメートル)という超精密・微細加工における高い技術力も決して奇をてらったものではなく、その考え方の延長線上にある。1nmとは1mmの100万分の1、例えるならば、およそ毛髪の太さの10万分の1程度の大きさだ。この高精度を誇るNAGASEの工作機械は、大きく二種類にわかれる。「凡用機」と呼ばれ、カタログに掲載された製品をお客様向けにカスタマイズするものと、全くゼロからつくるオーダーメイドの「専用機」だ。どちらも起点となるのは「お客様が何を求めているか」ということ。それは精度であり、スピードであり、コストであり、お客様が望む限り私たちの挑戦は続く。さらにもうひとつの信念として”1号機のノーミス納品”がある。一般 的に機械は、1号機よりも改良の進んだ2号機・3号機の方が完成度が高いと言われている。しかしそれは、お客様が本当に望んでいることではない。社内での検証を徹底的に実施し、1号機を完成度100%の製品として納品することにも、NAGASEは強いこだわりを持っている。

テクニカルセンター


製作中の超精密加工機(全長30m)




昭和25年、たった一台の施盤からスタートしたNAGASEも、事業の拡大とともに敷地内に工場を増設し、現在では、大型機械専用の組み立て専門工場や大型天体望遠鏡の光学部品加工専門工場を含む5つの工場が稼動している。「限りないゼロ」に挑戦する超精密の部門では、温度・湿度や埃などの徹底した管理が行き届き、理想の製造環境を確立している。また、食堂も完備するなど、働きやすさをサポートする福利厚生面 の設備の充実も図っている。




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