超精密ハイレシプロ成形研削盤 SHS 20

超硬加工を大きく変える、爆削対応のハイレシプロ成形研削盤。

超高能率な前加工から
高精度な成形加工まで可能。

|超精密ハイレシプロ成形研削盤「SHS-20」の特長

  • ・かつてない能率で、超硬金型部品の前加工が可能。
  • ・「ハイレシプロ研削」で高精度なコンタリング加工が可能。
  • ・長期に亘って、高い左右真直精度を維持。
  • ・「長期間」に亘って、高い機械精度を維持。
  • ・「作業性」にこだわったマシン設計と操作ソフト。
  • ・将来的なライン化・自動化にも対応可能。

マシン設計

超硬加工の常識を変える能率。

「超硬材料の加工時間が大幅に短縮された」とナガセのハイレシプロ研削盤を導入されたお客様が言われます。
超高速テーブル反転に加え、爆速仕様に対応したSHS-20は「超硬加工」を大きく変える画期的な成形研削盤です。

超硬部品の加工能率を劇的に向上させます。

標準チャック面積150mm×100mmに、砥石サイズφ100~150、最高回転速度10000min-1の高速・高精度スピンドルを搭載した
ナガセ提唱の「爆削(op)」に対応した超精密ハイレシプロ研削盤。従来のハイレシプロ加工を、さらに高能率なものにできます。

600反転/minの超高速反転。ハイレシプロ成形加工にも対応。

600反転/min(*設定20mmストローク時)の超高速テーブル反転が可能。
微細な切り込みと超高速テーブル反転で、熱の発生や砥石摩耗を抑え、精度を狙った成形研削、溝加工も可能です。

長期に亘って、高い左右真直精度を維持。

テーブル左右軸に、ナガセ独自の多面拘束非接触案内を採用。高速テーブル反転時もテーブル高さの変動がなく、
振動を抑え、優れた形状精度と加工品位を実現します。さらに長期にわたる稼働においても、機械精度の劣化は極少です。

超硬部品加工を追求したデザイン

細部まで高能率加工に対応した設計。

細部まで高能率加工に対応した設計。

数多くの実績を持つSHS-15をベースに、徹底的な改良を加えたSHS-20は
細部まで高能率な加工に対応した設計がなされています。

砥石摩耗を抑え、作業能率を高める先進的なテーブル設計。

テーブルにはマグネットチャックまたは高精度システム治具チャック(op)の配置が可能です。
専用開発されたパレットバイス(op)を用いれば、機外でのワークセッティング・測定、再取付を容易に行えます。
さらに砥石摩耗の原因となる振動や反転ショックを極小化するために、ドレス機構を別づけ(op)にて設計。
小型直交ロータリドレッサ(op)やカップツルア(op)などを用意し、R砥石成形や高番手砥石ドレスにも対応できます。
また超硬素材に含有されるコバルトなどによる腐食を防止するためにテーブル周りはステンレスカバーを採用。

さらに加工能率を向上させ、砥石摩耗を抑えるために。

砥石軸には自社製造の高速・高精度スピンドルを採用。手動で±5°まで砥石ヘッドの傾斜が可能。
また砥石だけでなく回転系全体の動バランスを常時監視する新型バランスベクター(op)を搭載できます。
爆削(op)またはハイレシプロ成形加工時の砥石のアンバランス状態に測定し、常に安定した加工結果を得られます。
また簡易FFT解析機能を用いれば、加工面へ悪影響を与えている振動の原因を調査することもできます。

標準化・自動化への対応

一台での使用、複数台での使用も。
将来の標準化、自動化にできるマシン設計です。

一台での使用、複数台での使用も。将来の標準化、自動化にできるマシン設計です。

ご導入された後に、小型部品加工の標準化、ライン化、自動化へ
スムーズに対応できるように、ナガセのハイレシプロ研削盤は設計されています。

マシン前面のスペースを有効活用できます。

従来機のようにサドルが前後しないコラム型構造を採用し、機械前面のスペースを有効に活用できます。
マシン本体はシリーズ内でほぼ同じ幅で設計されているため、複数のマシンを並べての活用にも強いマシンです。

最新の操作ソフトZero3を標準搭載。

日常的な加工をスピーディ・容易に行える最新の対話ソフト「Zero3」を標準搭載。
加工工程ごとにきめ細やかな研削条件の設定が可能。平面、溝加工ともに5つの設定条件まで記憶可能。
またトラバースジャンプ研削や各種の溝研削機能を標準装備。

多関節ロボットへの対応。

多関節ロボットなどを用いたマシンへのワーク供給・交換などへの対応が可能な設計です(要相談)。
SHS-80αやSGC-215などとの連携で、高精度・高能率な加工ラインの構築も可能です(要相談)。

仕様

テーブル作業面積:150mm×100mm
チャック寸法:150mm×100mm(マグネットタイプを選択の場合)
左右テーブル軸最大往復回数:600反転/min(20mmストローク時)
上下最少設定単位:0.1μm
前後最少設定単位:0.1μm
砥石サイズ:Φ100×5×Φ40mm
所要設置面積:W2000×L425×H1950
機械重量:4500kg

マシン前面のスペースを有効活用できます。

■内容・仕様等は、予告無く変更することがあります。
 また、説明の内容や写真はオプション仕様を含んでおりますので、御発注の際には、必ず製作仕様書にて確認下さい。
■当サイトに記載されております機械精度・加工精度は、測定条件や加工条件に依って異なる場合があります。
■詳細は、仕様書等、技術資料をご請求ください。
■製品を転売、又は、輸出される場合がありましたら、弊社までご連絡ください。
 また製品を輸出等される場合は、外為法の定めるところに従い、必要な手続きをお取り下さい。
■本製品を国際的平和及び安全の妨げとなる使用目的を有するものに再提供したり、
 また、そのような目的に自ら使用したり、第三者に使用させたりしないようにお願いします。

page top


Copyright NAGASE INTEGREX CO., LTD. All Rights Reserved. 連絡先:〒501-2697 岐阜県関市武芸川町跡部1333-1 TEL:0575-46-2323 FAX:0575-46-2325