
超精密ハイレシプロ総型成形研削盤 zgp-15
インコネル、チタン、アルミナ、SUS等の難削材の高能率・高精度研削を徹底追求。
砥石摩耗を極小化し、
加工能率・精度を向上させる。
|超精密ハイレシプロ総型成形研削盤「ZGP-15」の特長
- ・「難削材加工」の高能率・高精度加工を追求。
- ・高い加工能率と砥石へのダメージを抑制するハイレシプロ研削。
- ・加工面積200×150に対して、砥石径φ250~450で超高能率加工。
- ・「長期間」に亘って、高い機械精度を維持。
- ・「作業能率」「コストパフォーマンス」を高める工夫。
- ・ライン工程への導入が容易。将来的な自動化にも対応可能。
マシン設計
まったく新しい難削材加工。
深く切り込みゆっくり送る従来のクリープフィード加工に対して、微細切り込みと超高速テーブル反転で、
砥石摩耗は極小に、能率・精度ともに極限まで高めるハイレシプロ研削。
ナガセが提唱・実証してきた、この加工方法を用いた、画期的な総型成形研削盤の登場です。
圧倒的な高能率・高精度「難削材加工」を実現するために開発。
インコネルやチタン、アルミナ、SUSなどの難削材の超高能率・高精度加工を追求するために開発。
加工面積180×130mmに、φ250~405サイズの砥石を搭載した高精度ハイレシプロ総型成形研削盤です。
砥石上部にドレス機構を配置できる設計。高能率な総型成形が可能なロータリードレッサ(op)を搭載可能です。
高い加工能率と砥石へのダメージを抑制するハイレシプロ研削。
400反転/minの超高速テーブル送りを用いたハイレシプロ研削加工が可能。精度とともに能率も追及できます。
微細な切り込みと超高速テーブル反転によって、加工時に発生する熱と砥石摩耗を抑え、高能率・高精度な加工が可能です。
「長期間」に亘って、高い機械精度を維持。
テーブル左右軸にナガセ独自の非接触油静圧案内を採用。高速テーブル反転時のテーブル高さの変動を抑制。
駆動にも非接触の高精度油圧サーボシリンダーを採用。非接触案内と非接触駆動の採用により、
長期間の使用においても機械の精度劣化は極小です。
テーブルレイアウト・操作ソフト
加工以外のことも高能率な設計です。
数多くの実績を持つSHS-15をベースに、徹底的な改良を加えたZGP-15は
細部まで高能率な加工に対応した設計がなされています。
マシン前面のスペースを有効活用。
マシン本体には新設計のT字一体型ベッドを採用。テーブルのオーバーハングがなく重量物を積載した際にも、
安定した加工が可能。従来機に対してサドルが前後しないため、機械前面のスペースを有効活用できます。
機械の幅はコンパクトに、加工部ドアは大きく設計されているため、ライン化・自動化への対応が容易です。
各種治具の設置が容易に可能です。
テーブルには各種治具の配置が可能な設計となっています。
ご要望に応じて、マグネットチャック(op)、システム治具チャック(op)等を配置することもできます。
最新の操作ソフトZero3を標準搭載。
日常的な加工をスピーディ・容易に行える最新の対話ソフト「Zero3」を標準搭載。
各工程ごとにきめ細やかな研削条件が設定可能。また加工に応じて最大5つの設定条件まで保存できます。
高能率・高精度な難削材の研削加工を行うために必要な様々な機能を盛り込んでいます。
仕様
テーブル作業面積:200mm×150mm
加工範囲:180mm×130mm
テーブル上面から砥石下面までの距離:357.5mm
左右テーブル軸送り速度:~40m/min
左右テーブル軸最大往復回数:400反転/min
上下最少設定単位:0.1μm
前後最少設定単位:0.1μm
砥石サイズ:Φ250~405×60×127mm
必要設置面積:W1400×L4500×H2750
機械重量:6500kg
■内容・仕様等は、予告無く変更することがあります。
また、説明の内容や写真はオプション仕様を含んでおりますので、御発注の際には、必ず製作仕様書にて確認下さい。
■当サイトに記載されております機械精度・加工精度は、測定条件や加工条件に依って異なる場合があります。
■詳細は、仕様書等、技術資料をご請求ください。
■製品を転売、又は、輸出される場合がありましたら、弊社までご連絡ください。
また製品を輸出等される場合は、外為法の定めるところに従い、必要な手続きをお取り下さい。
■本製品を国際的平和及び安全の妨げとなる使用目的を有するものに再提供したり、
また、そのような目的に自ら使用したり、第三者に使用させたりしないようにお願いします。