自由曲面研削・クラウニング研削 | 成形平面研削盤の加工事例4
各種の超精密成形平面研削盤による工具鋼、超硬などの自由曲面研削・クラウニング研削加工事例をご紹介します。
前後・左右・上下軸、全ての
マシン精度が問われる究極の加工。
自由曲面研削加工(自由曲面創成加工)とは、砥石を使用して単純な数式では現わせない曲面を持った工作物の表面を削って仕上げる加工のことを言います。
加工精度とは「工具とワークの相対運動の転写結果である」と定義するならば、この加工は前後・左右・上下・回転軸それぞれの機械精度と各軸が同期する正確さ(同期精度)や繰り返しの位置決め再現性が求められる、いわば「究極の超精密加工」です。

自由曲面の鏡面研削加工
形状精度:±2μm
面粗度:Ra 8nm,Rz 54nm
材質:SKD-11
サイズ:200×80×40mm
加工機:SGC-630S4-Zero3
加工方法:上下左右軸を同期

クラウニング研削加工
形状精度:±2μm
面粗度:Ra 4nm,Rz 42nm
材質:SKD-11
サイズ:400×100×35mm
加工機:SGC-630S4-Zero3
加工方法:上下左右軸を同期

LIBシートカッターの高精度形状創成加工
形状精度:±0.8μm
面粗度:Ra 16nm,Rz 105nm
材質:超硬
サイズ:150×30×40mm
加工機:SGC-630S4-Zero3
加工方法:上下前後軸を同期

ご相談は無料です。まずはご検討中の加工に関する精度、サイズ、素材などについてお聞かせください。
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